普段見てる世界地図は私達を騙している?ピーターズの世界地図とは?
どうもくろすけです。
みなさん、世界地図と言われるとどのような地図を思い浮かべるでしょうか?
多くの方が思い描く世界地図はメルカトル図法と呼ばれる地図です。
メルカトル図法は球体の地球を平面に描いたので、描かれた当時は画期的な図法だったようです。
メルカトル図法は航海に役立つように経線と緯線が直角に交わっています。
そのために地図上のどこにいたとしても、目的地までの角度が計算することができるという特徴があります。
しかし、メルカトル図法は国の大きさを均等に表現できないという欠点があります。
そのため、北極やグリーンランドは実際のサイズよりも大きく描かれています。
ピーターズの世界地図
みなさんはピーターズの世界地図というものをご存知でしょうか?
このピーターズの世界地図は一見するとメルカトル図法と同じなのですが、よく見ると大陸が縦長になっています。
なぜピーターズの世界地図で描かれる大陸が横長になっているのかというと、メルカトル図法をベースに面積を正しく表示させているからなのです。
ではなぜピーターズの世界地図が主流ではなく
メルカトル図法の地図に私達が見慣れているのかというと「欧米による植民地主義」が植え付けられてしまっているからだそうです。
メルカトル図法の地図だとアメリカはアフリカよりも広く描かれていますが、
実際にはアフリカの面積の方が数倍大きいです。
これは世界のトップに立つアメリカは大きく、アフリカや東南アジアのような植民地だったところは小さくするという製作者の意図が隠れているとしか思えないほどです。
普段から信じていたことにも、疑いの目を持ってみる
普段、自分たちが当たり前だと思っていることも実は間違っていたり、固定概念に惑わされているなんてことも少なくないと思います。
今の世の中、インターネットで検索すればどんな情報も手に入れることができますが、これからの時代は「何を信じて何を疑うのか?」を自分なりに落とし込んで情報を取っていく必要があると思います。
このような考え方を地理という馴染みの深い観点から様々紹介している本があります。
この本では「地理思考」とは、現代の孫子の兵法ともいえる、最強の「人生の指南本」である。とおっしゃっています。
我々が住んでる日本の都市が発展してきたのも昔の人々が地理的、政治的な理由から様々な思考を巡らして現代に至っているのです。
地理を学ぶことでこれからの人生の考え方や答えというものが見つかるかもしれません。