MLB、NPBで大流行! ヘルメットについているあの顔を覆うもの(フェイスガード)はなんだ?
どうもくろすけです。
2018年シーズン、MLBとNPBでフェイスガードがついているヘルメットが大流行しました。
最初見ている側としては違和感しかなかったのですが、ソフトバンクの柳田選手をはじめ並み居る強打者たちがあのフェイスガード付きヘルメットを着けているので、打ちそう!かっこいい!という感情が芽生えてきました。(笑)
一体あのヘルメットは何なんだ?
どうやって買うのか?
などいろいろ疑問が生まれたので調べてみました。
名称
MLBから流行したあのフェイスガードの名称は、
Cフラップというそうです。
2018年シーズンにMLBを中心に強打者の間で大流行しました。
しかし、Cフラップはヘルメットに元々ついているものではなく、外付けのアイテムのようです。
では、誰が最初にCフラップを流行らせたのでしょうか?
Cフラップ流行の先駆者
かつて、イチローが所属したマイアミ・マーリンズで2度のホームラン王に輝き、
現在は名門ヤンキースで活躍する
ジャンカルロ・スタントン
がいち早く採用したと言われています!
2014年シーズンの9月にブルワーズ戦で顔面の頬部にボールが直撃し、複雑骨折をしてしまいます。
(このシーズンはこの怪我を機に全試合欠場となりますが、球団史上初のホームラン王に輝くなど、大活躍します!)
復帰した2015年シーズンからは今のCフラップの前身となる、アメリカンフットボールのヘルメットを少し改良したようなフェイスガードを使用しています。
そして、2016年シーズンからは他の選手も愛用する今のスタイルになった。
スタントン曰く、「打席で死球のことを考えたくない。(構えたときにガードが)視界に入るのは嫌なので、いろいろと試してきた」とコメントしているようで、左投手との対戦時は通常のヘルメットをかぶるなど、使い分けているようです。
Cフラップ流行の背景
スタントンや他の打者が使う用になった背景としては、怪我の防止とピッチャーの球速が増したことにあります。
大谷翔平投手が165kmをマークしたように、近年では多くのピッチャーが150㎞以上を計測するようになっています。(NPB投手の150㎞を記録した投手の割合は 43.82%とのこと)
そんな中、踏み込んでバットを振りにいった打者が顔面付近のボールを避けることは困難になってきていると言えます。
2017年5月にはNPBでも阪神タイガースの鳥谷選手が顔面に死球を受けています。
このような怪我から守るためMLBではCフラップを取り付けることを球団が奨励しているそうです。
NPBで流行らせたのは?
MLBでCフラップが流行してすぐにNPBでも採用する人が現れました。
鳥谷選手が顔面死球による怪我の予防としてCフラップを付け始めたのを機に
東京ヤクルトのバレンティン選手もCフラップを取り付けるようになりました。
(鳥谷選手は怪我完治とともに外しています。)
そして、2018年シーズンからは吉田正尚選手や柳田選手、丸選手など日本を代表する強打者がCフラップを採用するようになっています!
2019年シーズンはキャンプで坂本選手をはじめ多くの選手がCフラップを付けて練習しているようなので、これからもっと増えるかもしれません。
どこで入手するのか?
入手方法は、柳田選手曰く、アマゾンで購入したらしく、NPBの選手も外付けでつけている人が多いみたいです(笑)
意外と簡単に入手でき、ヘルメットであれば取り付けることができるので、アマチュア野球界においても、もしかしたら流行していくかもしれません(笑)
草野球で使っていたら間違いなくウケます(笑)
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